セミナー開催レポート
<中小企業経営者様・ご担当者様向けセミナー>
【令和元年10月30日】「事業承継」合同セミナー・開催レポート
昨今、後継者不足に頭を悩ませている中小企業経営者が多くいらっしゃいます。本セミナーは、自身の事業承継について検討を始めたいと考えている方々向けに、事業承継に向けた準備を始めていただくきっかけをつかんでいただくことを目的としています。セミナーの前半は、当事務所・代表弁護士/税理士の保坂光彦が、そもそも事業承継とは?という基本部分から、事業承継を進めるにあたっての最初のステップとなる「準備の必要性の認識」について解説しました。事業承継に対する対策は長い時間を要しますが、その準備ができておらず、事業をたたむ選択をせざるを得ないケースも出ています。こうした判断は、家族、従業員の方々の人生にも大きな影響を及ぼします。
「何」を「誰」に、「いつ」承継するのか。後継者の負担を軽減するためにも、早めの対策をすることがいかに重要かということを、参加された皆様も実感されているようでした。後半は、シン中央会計の所長/税理士・守永紀子先生より、「健全な企業経営の持続」をテーマに、事業承継対策の必要性について解説いただきました。軽快な話術でテンポよく講演が展開され、参加者の皆様の聞き入る姿が印象的でした。
途中からホワイトボードを使用し、自社株の評価額の見方についてレクチャーいただく時間もあり、事業承継を進めていくための、より実践的な講演となりました。本セミナーには、事業承継の真っ只中という経営者様だけでなく、これから事業を承継する予定という、次期後継者の方にもご参加いただきましたが、どの方も、自社について改めて見つめ直していくことの必要性を感じていらっしゃるようでした。セミナーに参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。